VIVISTOP HAKATAロボコン「運べ!だにえる代行郵便屋さん」

  • 2021.12.20

VIVISTOP HAKATAで初めてのロボットコンテスト(ロボコン)を開催しました!
準備から本番まで約3ヵ月にわたる活動をレポートします!

■製作
今回のロボコンは、自分が作ったロボットで郵便物を配達することがミッションです!
点数が決まったポストへ荷物を配達して、稼いだ点数を競います。

まずはロボコンのルールを確認して、「VIVIWARE Cell」の使い方を学ぶことから始めます。

VIVIWAREについて理解できたら、さっそくロボット作り開始!

入門書を片手に、それぞれ作りたいロボットの構想を練ります。
ロボコンのステージには、凸凹の地面やフタが閉まっているポストなど、様々な障害があります。

そのような障害をクリアするために、滑り止めやポストを開けるための工夫を施したロボットをデザインしました!

デザインが決まったらVIVIWARE Shell (CADツール)、3Dプリンター、レーザー加工機を使用して自分のロボットを形にします。
初めて使うツールもクルーにサポートしてもらいながら、習得しました。

特に苦労したのはギヤボックスづくりとはんだづけ。
取り付け方を間違えて組み直したり、何度も失敗して付けた配線が取れてしまったり……

本番間近は、完成を間に合わせるために大急ぎで作業を進めました!
限られた時間で完成させるには、オリジナルの複雑な機構をやむを得ず簡単なものに変更する必要もありました。

準備期間は、ロボコンに参加しないメンバーもステージの装飾に協力してくれました。

ロボコンステージの壁

■本番
約3ヵ月準備して迎えた本番の日!コンテストが始まるまでみんな必死で最終調整を行います。

思わぬマシントラブルがありながらも、出場者全員が郵便屋さんの仕事をしっかり果たしてくれました!

優勝したのは10点を獲得したみ~みの「動物かくれんぼゆうびん車」!

デザイン賞はしゅんこの「フォークリフト」が受賞しました!

み~みは入門書に載っていたアームを利用せず、箱型のロボットに収納して運ぶという独自のロボットで高得点を獲得。
しゅんこの「フォークリフト」は材料にアクリルを用いることで歯車の動きが見えるようにデザインされていた点が評価されました!

ものづくりは思うようにいかないことの連続ですが、短い時間、少ない経験の中で最良のロボットを作ろうとするメンバーの姿勢と粘り強さに感銘を受けました。
今回のイベントはVIVISTOPのツールをフル活用したイベントでした。


ロボコンに挑んだみんなは結果に関わらず大幅にスキルアップしています。
この経験を活かして、これからも色々なことにチャレンジしていこう!