クレアプランニング「VIVISTOP HAKATAシンボルづくり」

  • 2020.02.14

VIVISTOP HAKATAは自分たちで活動をつくっていく場所です。設計を担当するクレアプランニング株式会社と実際に活動する子どもたちで一緒にこの空間をつくっていきます。

VIVISTOP HAKATAのまんなかにある大きな柱は活動のシンボルになります。ここでの活動をイメージしながら、みんなでアイデアを形にしていきます。

【2019年12月21日】

まずはクレアプランニングの設計者ナカナカさんから、VIVISTOP HAKATAの設計コンセプトを聞きます。コンセプトは「可変性」、このシンボルもみんなのアイデアで自由に変えられるような下地から始めます。

3チームで実物の1/5の模型を組み立てながらアイデアを膨らませていきます。

「楽しく遊べる仕組みがあるといいね。遊べる階段やトンネルをつくって試してみよう。」

「活動に使ういろんな道具を収納するような機能があって、便利で役に立つ柱になるといいな。」

「上には枝、下にはベンチをつけて、アイデアの実がなる木にしよう!ライトの光がパネルを通って木漏れ日みたいに見えるといいね。」

各チームから「遊び」「機能・便利」「アイデアの実がなる森」というアイデアが出てきました。次回は、みんなからのたくさんのアイデアを柱のデザインをどう取り入れるか、 設計者ナカナカさん が考えてきます。

【2020年1月12日】

前回みんなからのたくさんのアイデアを設計者ナカナカさんが考えてきました。設計者ナカナカさんがイメージしたデザインは「ツリーハウス」。

ナカナカさんが3つのグループのアイデアをまとめた模型を囲んでみんなで改めて話し合いました。

遊べる部分や便利な部分、森のように枝や木漏れ日も入っています。もっと良いシンボルにするために、思いついたアイデアもどんどん追加。

柱として安全であることや、使いやすいこと、建物のきまりを守ることなど気をつけることもたくさんあります。紙に書いて話し合ったり、ナカナカさんにアドバイスをもらったりして、納得できるシンボルを考えていきます。

次回は、実際の施工現場に入って、みんなで柱のシンボルを完成させます!

【2020年2月23日】

今回は、VIVISTOP HAKATAの施工現場での活動です。これまで模型と図面だけで話し合ってきたので、実際の空間を見るとイメージも具体的になります。

まずは3つの要素を取り入れたパーツを 取り付けます。

木漏れ日
もくもくした形のパーツを柱の上の方に重ねて付けて、憩いの場となるような木漏れ日を表現しました。

葉っぱの棚
パーツを組み合わせて機能・便利を考えました。横から見ると葉っぱの形が見える本棚になりました。

転がるボールの道
雨どいで作ったレールをつたって、ボールが柱の周りを一周する遊び心満載の仕組みです。

作業をしながら、椅子や柱の周りをつくっていようアイデアも広がりました。

なかよし椅子
2人同時に座ってお互いが背もたれになります。

足が楽な椅子
フットレストが付いていて機能的。

今後この柱はいろいろな形に生まれ変わっていきます。その最初の形として、とてもステキなものになりました。